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co-lab墨田亀沢の毎日

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鏡開きを行いました

みなさん、明けましておめでとうございます。co-lab墨田亀沢の有薗です。お正月明けからだいぶ経ってしましましたが、新年最初の投稿です。
本来は1月11日が鏡開きですが、あいにく週末だったので1日遅れの鏡開きをメンバーさんと実施しました。


鏡開きの前に、私はサンコーの会議に出ていました。そこで、スミ文字(黒一色の文字)が、データ変換の過程で意図せずにCMYKの4色が合わさった文字になってしまい、インキの濃度が上がりすぎて、裏付きなどのトラブルになるケースが多い。という話題が出ていました。もともと、K(スミ)にC(シアン)などの色を組み合わせることで、より深い黒色で印刷する手法はあるのですが、そのような表現を意図していないのに、そんなデータになってしまうケースがあるようなのです。しかも、モニターで見ているデザイナーさん側では、データがそのような状態になっている事には気づきづらく、印刷工程で初めてわかるケースが多くあります。そんな話しをメンバーさんにしたところ、みなさんAdobeのIllustratorやPhotoshopでは、色々なトラブルを経験されているようで、「こんな形で入稿したら、トラブルになった」といった話しで盛り上がりました。
鏡開きラウンジの風景
また、メンバーさんのなかで、子供向けのプログラム教室などを展開されている竹下仁さんから、MINECRAFTと言うソフトについて紹介をして貰いました。このソフトは、簡単に言うとPCの中でレゴブロックが作れるものです。子供の頃に、「レゴで作りたいものがあっても、部品が足りなくて作れない。」そんな事が、私も良くありました。でもこれならソフト上なので無限に作る事ができて、さらに3Dデータなのに動きも軽い。なので、小学生から大人までとても人気だそうです。co-lab墨田亀沢で開催しているキッズプログラミングキャンプQUESTでの受講生の小学生は、ほぼ100%やっているそうです。知りませんでした・・・。

とにかく簡単に、サクサクと3Dのモデルが完成してしまう、MINECRAFTの可能性をみなさんが感じたことで、自然とこのソフトを使ってどんな事ができるか。といった話しになりました。「今ある町の景色をベースにこのソフト上で道を通したり、建物を立て替えたりして、みんなで町づくりを考えるワークショップが出来たら面白んじゃないか。」そんな意見も出ていましたし、子供を持つ私としては、子供が町や建築のデザインに興味を持つツールとして使えたら面白いんじゃないかなあ。と感じました。例えば三角屋根の建物を作るためには、四角形のブロックを使って壁を立てて、その上に三角形にブロックを積み上げて屋根を乗せます。ただ、それだけだと三角の空洞が壁面に出来てしまいます。なので、壁も屋根に合わせて三角形にする必要があります。そんな風に、ソフト上で建物をデザインすることで、本物の建物を良く見るようになって、さらに建物を通じて図形やデザインにも興味を持つことに繋がるんじゃないかな。そんな風に思いました。
結局、話が尽きず1時間の予定の鏡開きは2時間以上続きました。様々なバックグラウンドを持った人が、カジュアルに意見を交わすことで、予想もしなかった新しいアイディアが広がっていく。そんな「場」づくりの大切さを実感する時間でした。
≪co-lab墨田亀沢 コミュニティファシリテーター 有薗≫

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