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co-lab墨田亀沢の毎日

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スミカメゼミ:webディレクション基礎知識を開催しました。

メンバーさん同士の自主的な勉強会であるスミカメゼミ。今回は「webディレクション基礎知識」と題し、co-lab墨田亀沢の入居者で、株式会社jiikのwebディレクター金さんが進行役を務めます。jiikはWeb制作業務を中心としたブランディングカンパニー。テックアカデミージュニア、デザイン&アートラボを近日中にスタートさせるなど、教育関係の業務にもたずさわります。
今日のゴールは「webディレクター各自の強みと弱みを知り、お互いの得意分野やノウハウを共有して共闘しようぜ!」です。(まとめすぎたかな)

お、すでにビールの缶がお手元に(笑)。
金さんいわく、webディレクターが「webサイトつくって!」と依頼を受けた場合、
(1)フロント部分:デザインやコンテンツなど
(2)バックエンド部分:システム言語、開発環境など
(3)webマーケティングやUX(ユーザエクスペリエンス)やUI(ユーザーインターフェース)
という3つの知識が必要だそうです。
ただ、webディレクターという肩書きを持っていても、(1)~(3)のどこを強みとしているのかはディレクターごとに異なるそう。実際、今日参加されているディレクターのみなさんは、それぞれ得意分野を持っています。

インクデザイン合同会社の鈴木 潤さんの得意分野は(1)。デザインなど表に見える部分の製作と、創業時から手がけるIR系のお仕事が得意です。「誰かに伝えたい」という思いを大事にするため、手段にとらわれずいろいろなツールを使われるのも特徴ですね。
請け負い仕事だけではつまらない。発信したいという思いから「いばしごと」などのメディア運営もされています。ナイスバイタリティー!

続いて自己紹介してくださった有限会社インターコムの宮村崇之さんは(2)がお得意。幅広いシステムとプログラミング言語を扱えるプロフェッショナルです。商品の絞り込み検索といったシステムをつくってくださっていると知って頭が下がります。いつも便利に使っています。
最近使うシステムで強いのは、ワードプレスだそう。「多少しゃべれるエンジニア」という自己紹介で場が盛り上がりました(笑)。

株式会社Soichiroの扇塚さんは、co-labのメンバーさんではありませんが、鈴木潤さんのご友人で現在は墨田区にオフィスを構えておられます。創業までの経緯が濃すぎて…得意分野を聞き逃しそうに(笑)。扇塚さんの得意分野は(3)です。特に、最新のマーケティングツールを使い、集客につながるデータを集めて効果検証ができる強みがあります。

ここからは、みなさんの強みについて座談会!
・自分の分類タイプ(営業タイプや職人タイプなどなど)
・得意な作業
・得意な進め方 を発表します。
サンコーの社員さんまで巻き込んで3分プレゼンがスタートです。分類タイプは本当に人それぞれで聞いているだけで楽しかったです。

企画が大得意な1015houseの寺田さんは「知ったかぶり&ハッタリタイプ」(謙遜です)。

「コツコツタイプ」のサンコー岡部さん。見習いたいです。

こちらは、発表の合間にほぼなくなった、宮村さんお手製のスパイシー唐揚げ。「たーちゃん食堂」と呼んで、ありがたくもりもりいただきました(笑)。
座談会後は、各自気になることを質問しあいました。私が印象的だったのは、サービスの価格に悩む扇塚さんへの金さんの回答。
「決裁権のある人に、扇塚さんのサービスが『どんな未来をつくれるのか』を丁寧に伝えることが大事。たとえば、リサーチ業務に30万円かかることが感覚的に高いと思われたとしても「その投資が将来300万円の利益になって返ってきますよ」と自信もって言えばいい」
自分たちの労力、かかった時間という観点ではなく、クライアントの未来をつくる投資という観点でサービスを見直すと、変わっていくのかもしれません。
「この先、今日聞けた意見を取り入れて仕事ができたらと思うし、これから、他の仕事でもつながって楽しくやっていけたらうれしいです。今はシェアの時代。みんなで共有しあって武器をたくさんつくっていきましょう!」
金さんがばっちり〆て、今日のゼミは終了。明日からがまた楽しみです。

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