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co-lab墨田亀沢の毎日

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NHK首都圏ネットワークにて紹介されました

4月7日に、NHK総合テレビ『首都圏ネットワーク」』という番組において、co-lab墨田亀沢とサンコーの取組が紹介されました。
動画はこちらから)co-lab墨田亀沢の取材箇所のみ抜粋してあります。
『東京都墨田区の町工場の取組についてです。最盛期に9,000以上あった町工場は、海外との厳しい価格競争などにさらされ1/3にまで数が減っています。
そんな中で、ベンチャー企業などを呼び込んで、共同でもの作りを行う拠点づくりを墨田区では始めています。新たな生き残り策を模索する町工場を取材しました。』 という、町工場の新しい取組としてご紹介頂きました。
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まずは、浜野製作所GarageSumidaの取組が『ベンチャーを呼び込め、町工場 生き残りの模索』として紹介されます。『我々が積み重ねて来た技術を彼らに提供して、町工場自身が新しい市場を作っていく。そういう場所にしたい』『ベンチャーを立ち上げる場所は、シリコンバレーだけではなく、日本にも、東京にも、墨田にもある。と言う事を全世界に発信していきたい。』そんな浜野社長の力強い思いが語られます。
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続いて、『外部の力を取り込む新たな仕組みを作り、売上を回復させた町工場もあります。』ということで、サンコーが紹介されました。
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『印刷工場の3階にあるレンタルオフィス(シェアオフィス)を、デザイナーに作業場として格安で貸し出す代わりに、印刷会社に仕事が来た時には、デザインを担当してもらうことになっています。』
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『この日は、海外向けに販売する歯ブラシのデザインの打合せ。依頼はオリジナルのデザインを100種類考えて欲しいというものでした。7人のデザイナーにデザインを依頼し図柄を考案しました。』
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『外部からのアイディアを取り込むことで、下請けからの脱却を図ろうという墨田区の取組。墨田区の町工場再生の鍵となろうとしています。』
『これまで決まったデザインを印刷する仕事がほとんどだったのですが、一から一緒に商品を作って欲しい。そんな相談が増えたそうです』
スライド6
このような形で、もの作りの「職人」と「クリエイター」が出会い化学反応が起きる「場」。というco-lab墨田亀沢の取組みと、印刷会社としてこの場を持ったサンコーの狙いについてご紹介頂きました。(動画はこちらから)co-lab墨田亀沢の取材箇所のみ抜粋してあります。
墨田区内では、取り上げられたGarageSumida以外にも、革加工や布のシェアファクトリー、化学の実験をテーマにしたスペースなど、区と事業会社が一緒になって新しいもの作りの拠点を作り上げています。どの拠点も、その業界で長くもの作りに関わってきた職人が運営しているところが特徴です。
職人の技と、クリエイターやベンチャーなどのアイディアがぶつかり合い化学反応が生まれた時、今までに無い新しいもの作りが生まれる。そう信じて、co-lab墨田亀沢はこれからも化学反応が生まれる場づくりを行っていきます。

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