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「すみだ向島アートフォーラム~経営に役立つ創造性を学ぶ場~」を開催しました

2023年10 月3日(火)に「すみだ向島EXPO」の拠点となっている元米屋さんだった物件「京島駅」にて普段はアートや創造性に触れる機会が少ない職業に就かれている方、事業に変化を求めている方などにお集まりいただき、「すみだ向島アートフォーラム~経営に役立つ創造性を学ぶ場~」を開催しました。
参加者の皆さんが京島駅に生み出されたアート空間を体感しながら、アーティストが作品作りをどう考えているのかなどを聞き、お互いに疑問に思っていることをゆったりと共有し合う場になりました。

魅力的なのは「京島駅」と「そこに集う人々」という作品

京島駅はとても不思議な場所でした。左側の入口ではカレーを販売、右側の入口には正体不明の材料があります。外壁はモルタルなどを盛って描いた壁画のような柄、さらに中に入ると金魚が泳ぐ池があり、奥からは鶏の鳴き声が。イベントを行った2階の和室の天井には白い絵の具で描かれたタコの足が広がっていて、部屋のところどころにパイプや画用紙のイラストなどが置かれていました。

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「大阪出身の自分という立場でこの天井を見上げた時に浮かんできたものがタコだった」と語るのは天井のタコの絵の作者で向島EXPOの副実行委員長、ヒロセガイさん。外壁を描いた村尾かずこさん、青いビニールシートで立体物を制作し、各地で展示をされている久保寛子さん、その他のアーティストからも作品制作の動機を沢山お聞きしました。

なぜこういったものを作ったのだろう、なぜこのような場でこういったことをするのか。疑問が次々湧いてきます。
アーティストは元米屋さんだった京島駅という建物に足を踏み入れ刺激を得たことで、色々なアイデアが浮かび作品を作ったようです。参加者の皆さんもアーティストの考えを聞いたうえで質問を投げかけ、両者の距離が少し縮まる良い機会となりました。

すみだ向島EXPOは2023年10 月31日(火)まで開催しています。
https://sumidaexpo.com/

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