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第9回プレゼン会を開催しました。

4月24日、第9回プレゼン会を開催しました。プレゼン会は、メンバーさん同士がお互いの得意分野を理解し合い、コラボレーションのきっかけを生み出したいと開かれています。今回は、メンバーさんとサンコーの社員合わせて19名が集まり、TOMTOMさんのケータリングをいただきながらのプレゼン会スタート!



プレゼンターの冨岡祥雄さんは、グラフィックデザイン、アートディレクション、フォトディレクションまでもろもろ請け負える万能デザイナーです。

瞬間的なコミュニケーションを要求される広告と、残っていくグッズや書籍等では意識することも異なり、後者では書体や文字組、表現の部分で耐久性を持たせることを考えるそう。
その企画がどう見えたらより得なのか、伝えたいコトの速度や深度、露出する媒体に合わせて、ビジュアル面中心にサポートできるよう心がけられています。

こだわりの仕様が光るこの本も冨岡さんのお仕事。今でも色あせません。
 
続いては元水泳選手の事業家、小坂悠真さん。2011年個人メドレーのランキング順位は全国一位、萩野公介さんや瀬戸大也さんより上だったという経歴にメンバー一同あんぐり。

引退後は、コーチ以外でスポーツの良さを伝えたいという思いがあり、IT×営業で実現すべくある企業に入社。事業を上場企業に売却する経験を積み、D4Dという会社を立ち上げたそうです。

社会のIT化が進むと今以上に余暇の過ごし方が重要になり、人々が週3でスポーツをしたくなる時代が来る。そのときまでに環境を整えることが必要だと考え、さまざまなメディアにも出演している小坂さん。co-labメンバーになった理由は「近所だったから」という斬新なものでしたが、新規事業の立ち上げノウハウ、コスパ良いシステム開発、スポーツ系コネクションなど、さまざまなパワーをお持ちなのでco-labメンバーとのコラボが楽しみ!
 
ラストは、古川朋弥(ともみ)さん。ソトコトの出版社として有名な木楽舎で働いた後、フリーの編集者兼ライター、さらに木版画アーティストという顔を持たれた多彩な方です。

プレゼン会では墨田区を中心に活動する「ZubomboPrroject」のお話をしてくださいました。ずぼんぼとは、江戸時代の下町で遊ばれていた紙製の江戸玩具。屏風の前にずぼんぼを置き、うちわで扇いで動かします。

編集者として日本の郷土玩具に興味を持ったものの市場が縮小している現実を目の当たりにし、実際に遊ぶ経験を通してもっとその魅力を伝えたいと思われたそうです。熱い。
プレゼンは1時間の予定が、気付くと2時間に!慌てて懇親会へとなだれ込みましたが、いつも通り会話に夢中になる新旧メンバーたち。多忙でプレゼン会に参加できなかったメンバーも、帰る途中に懇親会に加わり(捕まり?)さらに盛り上がりを見せました。


プレゼン会を通していつも思い出すのは、著名なコピーライター梅田悟司さんがつくられた「世の中は誰かの仕事でできている」というコピー。メンバーさんの活動を聴くたびに、みんな集まったらきっと何でもできちゃうな。という不思議な自信が空間に漂ってくる気がします。だからこそ「集まれ!」と号令がかかったら自信を持って駆け寄れるよう、自分も頑張ろうと思うのです。
(岡島)

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