第7回プレゼン会を開催しました
6月5日、第7回プレゼン会を開催しました。プレゼン会は、メンバーさん同士がお互いの得意分野を理解し合うことで起こる、コラボレーションの誘発を意図して開かれています。前回から4か月後の開催でしたが、その間に集った新メンバーはなんと4名。続々と仲間が増えていてうれしい限りです。
この日も、18名のメンバーが集まってスタート!
トップバッターは、jiik(ジーク)の金哲基さん。青山と墨田の二拠点で、クリエイティブ分野やブランディングのディレクションをメインにお仕事をされています。
人々の感性に訴えるデザインの力を信じながらも、広告の仕組みやマーケティングについて学び、論理をデザインに落とし込む金さん。発信側がいいと思うものとお客様が反応するものに違いがあれば徹底的にデータをとり、細かいところではフォントのチョイスや英語と日本語の割合なども変えて実験を繰り返すそうです。
そんな金さんの夢は、幕張にオフィスを構えることと、飲食店の経営。そういえば…千葉ロッテマリーンズのポロシャツを着ている金さんを時折見かけます。
http://jiik.jp/
続いて、1015house(テンフィフティーンハウス)の寺田敏之さん。
広告大手から超有名ゲームのプロデューサーなども経験されましたが、小さなお子さんと過ごすライフスタイルを志向して起業。現在は、ゲーム業界で培われたノウハウを活かし、コンテンツ制作プロデュース、ブランディングコンサルタント、エンタメ業界のファンクラブ運営等をされています。「愛されるモノデザインをすべてのサービスに。」が1015houseのコンセプト。さまざまな才能を持つ人と、その都度チームを組むスタイルなので、co-labのメンバーとも仕事をしたいと笑顔でした。
次にプレゼンされたのは、かようびデザイン室の青木佳代さん。アクセサリーのパッケージや、文具のディスプレイ台などを手がけられるデザイナーさんです。
紙や印刷関係の会社とお仕事することも多く、co-lab墨田への入居を決められました。青木さんの代表作は「Hako de Kit」。誰でも簡単に、美しく箱を組み立てられるキットは、モノづくりの楽しさに触れる入口のようです。そして、青木さんといえば東東京の有名人。台東区のイベント「a-round」「モノマチ」でのボランティア経験を活かし、すでに墨田区のモノコト市でも期待のスタッフなのだそう。温かいお人柄がにじみます。
トリを飾るのは、今年の5月に退職された独立ほやほやの平井賢さん(シンガーとは漢字が違います)。
設計事務所、広告制作会社、薬品業界に特化した広告代理店でお仕事をされていましたが、競合コンペ、企画提案の連続はなかなかハード。ご自身が本当にやりたかったのは「成果として形に残る仕事」でした。プロダクトデザインと製作という原点に立ち返った仕事をするため、独立を決めました。平井さんがつくられた医薬品のイメージビジュアルはかなりインパクトがあり、集まったメンバーも思わず引き込まれました。この先、メンバーとのコラボが楽しみです。
プレゼン終了後は、TOMTOMさんのケータリングを楽しみながら談笑です。デザートたっぷりで、みなさん大満足。
笑い声が反響する心地いい空間に、半数以上のメンバーがここに集まっているという事実に驚き、仕事の話から女子会トークまで会話が途切れることはなく…。co-lab墨田亀沢の空気感は、お互いへの尊敬をベースに、気さくに話し合えるメンバーさんがつくってくれているのだと、改めて感じます。